Style
Message
「食」への視点を広げること。それが〈2343〉の大きなコンセプトです。環境が急激に変わっていくいま、手に届く範囲の食材で満ち足りた食生活を送ることの価値が、改めて見直されてきていると感じます。
私たちが拠点とする神奈川県厚木市は、高速道路を使えば東京から30分たらずの便利な立地です。にもかかわらず、本店の周囲は豊かな自然に囲まれ、四季折々の野菜や果物、鹿やイノシシなどの山の恵みを享受することができます。注意深く探してみると、この土地を愛し、実直で質のいいものをつくる生産者さんたちが、実は大勢いらっしゃいます。
遠くから仕入れる超高級食材もいいけれど、身近で手に入る食材の方がずっと新鮮で安心。輸送や流通のための余計なコストもエネルギーもかかりません。〈2343〉では、確かな目利きで地元からよいものを仕入れ、自由な調理を行います。
「和」「洋」といったジャンルにとらわれず、たくさんの情報やより進んだ技術がある現代ならではの知識を総動員し、その食材にいちばん合った方法で調理をして、お客さまに届ける。決まったスタイルのない、「いちばんおいしいものを、いちばんおいしく食べる」姿勢そのものが、私たち〈2343〉のスタイルです。
また、「どんな場所で食べるか」も食の重要な要素だと私たちは考えています。光はどんな風に入るか、食べている場所からどんな景色が見えるか……。建築家やフラワーデザイナーと考えた、ひとつひとつの席が特等席になる空間でお待ちしています。
ふんだんにハーブを使った料理もあれば、
昔の日本のお母さんたちがやっていたような懐かしい料理もある。
そのすべてが、厚木から食を発信する〈2343〉の、いちばんおいしい料理です。
Local
「We are what we eat」の言葉の通り、食べるものは、確実に、着実に、私たちの体をつくります。だからこそ、顔の見える生産者の方が、丹精込めてつくる食材を大切にしたい。〈2343〉は、厚木近郊の個性豊かな生産者がつくる、とびきりの素材を生かした料理をご提供しています。